イラストを描き始めてから、「ファンタジーが好きなんだ！」と気付いたのですが、自分が描いたユニコーンのイラストをみて「ユニコーンとペガサスの違いっなんだろう。」と思ったんです。
そこで、同じ疑問を持つ方もいるかもと思い、この記事を書いてみました。
ディズニー映画にもユニコーンとペガサスが登場するので、ディズニーキャラクターと一緒にユニコーンとペガサス、その魅力と違いを一緒に見ていきましょう。
ペガサスとは？
ペガサスは、ギリシャ・ローマ神話から登場した伝説上の生き物です。
生まれは、海神「ポセイドン」と彼の愛人であった怪物「メデューサ」の間にできた子供とされており、メデューサがペルセウスによって首を斬られた時に切り口から生まれたとされています。
兄弟にはクリューサーオールがいます。
特徴としては、背中に鳥の翼があり空を飛ぶことができます。
外見はとても優美ですが、実はかなり気性が荒く人間を近づけようとしません。
乗ろうとした者を次々と振り落とそうとするんだとか・・・
女神アテナが黄金の馬勒をつけてやっとコントロールできるようになったとされています。
霊感の象徴とされ、星座（ペガサス座）になりローマ時代は「不死の象徴」とされていました。
また中世ヨーロッパ以降の貴族社会の紋章学では「教養」「名声」の象徴とされていました。
ちなみにペガサスが歩いた蹄の跡には、ヒッポクレネという泉が沸きます。
日本での呼び方は、天馬（てんま・てんば）です。
1997年に公開されたディズニー映画「ヘラクレス」にペガサスが登場します。（「ペガサスとは？」下のキャラクター／たて髪と尻尾が青色のペガサスです。）当作品のペガサスは、ヘラクレスの誕生祝いにゼウスが雲から作った天馬という設定に変わっています。
話すことはできませんが、ジェスチャーで意思疎通ができツッコミ役というコミカルなキャラクターとなっています。
- 「ファンタジア」（「Fantasia」1940年公開）
- 「ヘラクレス」（「Hercules」1997年公開）
ユニコーンとは？
ユニコーンは、1874年に刊行されたフランスの小説家ギュスターヴ・フローベルの文学作品「聖アントワースの誘惑」の中で、1本の角を持つ美しい白馬として登場しました。
ユニコーンの特徴は、額の中央に螺旋状の1本の角があることです。
性格は極めて獰猛（どうもう）で、ユニコーンの強大な角はゾウも殺すほど強靭だと言われています。
ちなみに処女の懐に抱かれることで、初めて大人しくなるんだとか・・・
「純潔」「貞潔」の象徴とされた一方、悪魔などの象徴とされ七つの大罪の一つである「憤怒」の象徴にもなりました。
- 「ファンタジア」（「Fantasia」1940年公開）
- 「トイストーリー3」（「Toy Story 3」2010年公開）
- 「インサイド・ヘッド」（「Inside Out」2015年公開）
ペガサスとユニコーンの特徴を持つ馬 アリコーン
ペガサスの翼とユニコーンの角を持ち合わせる空想上の生物もいます。名前は固定されていませんが、「有翼のユニコーン」「アリコーン」「ユニサス」「ユニペグ」などと呼ばれています。
『マイリトルポニー』というアニメに登場するキャラクターが一番思いつくのではないでしょうか？
まとめ
いかがでしたか？
今回はユニコーンとペガサスの違いについてご紹介しました。
様々なファンタジー作品に出てきますので、違いを知ることでより世界観を楽しめるのではないでしょうか？
