日本橋にあるRECTO VERSO GALLERY（レクトヴァーソギャラリー）様よりオファーをいただき、イラストグループ展に出展いたしました。
展示会情報
表題：Illustration exhibition （2023.September）
サブタイトル：幻想と夢の中で、秋の予感
開催期間：2023年8月29日（火）～9月2日（土）
会 場：RECTO VERSO GALLERY（レクトヴァーソギャラリー）
展示会コンセプト：本展示会では、絵画、グラフィックアート、イラストレーションの新たな一面を引き出し、見る人の共感を生み出すことを目的とされた展示会。展示の副題は企画のテーマとして設定されていますが、作品制作に関しては、テーマに沿ったイメージで描くことも、作家が自由に表現することも可能でした。
展示作品
「ファンタジーと夢の中で、秋の予感」をテーマに３作品を描きました。
全体の色調は落ち着いたオリーブグリーンやブラウン、オレンジといった秋を感じさせる配色で統一し、淡い色彩で絵本のような幻想的な世界観を演出しました。背景には装飾的なアーチのようなデザインが施され、まるで物語の一幕を切り取ったかのような印象を与えてるようにしています。
キャラクターのデザインには、リスをモチーフとして取り入れ、髪の毛の色はリスを思わせる優しいブラウンにしました。クラシカルなエプロンドレスが森の中で暮らす少女のような素朴感を感じられるようにしています。
フレームは曲線を多用した優雅な形状で、異世界へと続く扉を思わせるような幻想的なデザインにしました。さらに、背景には緑のストライプ模様やドットが配置し、秋の自然や落ち葉のイメージをさりげなく表現しています。
作品全体の色調は、温かみのある赤やオレンジ、深緑といった秋を象徴する色合いで統一し、「秋の予感」を感じさせる仕上がりになっています。
キャラクターは、きのことうさぎをモチーフにしており、赤い帽子はきのこのデザインになっています。身に着けているクラシカルなエプロンドレスで、童話に登場する少女のような素朴で幻想的な雰囲気を演出しました。
目を閉じて芝生の上で眠る姿は、秋の森の中で夢を見ているような、物語のワンシーンのように感じられるようにしました。
額縁のような装飾的な枠が施し、まるで異世界へと続く扉のような幻想的な演出をしました。作品全体に絵本の挿絵のような雰囲気が生まれ、観る人を物語の世界へ引き込む効果を生み出しました。
竜胆（リンドウ）の花と竜をモチーフにしたキャラクターデザインで描きました。衣装は淡いブルーから深い青の配色にし、リンドウの花の色を思わせる配色にしています。リンドウは秋の訪れを告げる花の一つであり、その色合いとスカートに竜胆の花の形をザインに取り入れることで、季節感を演出しています。また、リンドウは「勝利」や「誠実」という花言葉を持ち、これは竜の持つ力強さや神聖なイメージとも結びつきを演出しています。
背景には楕円形の額縁のようなデザインが施し、まるで異世界を覗き込んでいるかのような幻想的な雰囲気を演出しました。足元にある大きな花は、コスモスです。この組み合わせにより、秋の花々が共存する幻想的な世界が表現しました。
展示の成果・反響
今回の展示は、昨年の参加以来一年ぶりとなり、その間は別の勉強に集中していたため、イラスト制作を完全に休止していました。勉強が落ち着いたことで再び筆を取り、本格的に再開した作品が、今回展示したイラストです。久しぶりの制作にもかかわらず、画力の向上や制作スピードの速さを実感でき、自身の成長を改めて感じる機会となりました。
また、ギャラリーの方から、多くの方が来場されたとお伺いし、多くの人に作品を見てもらえる貴重な経験をさせていただきました。改めて、展示の場を通じて作品を発表する意義を感じ、今後の創作活動への励みにもなりました。
どのイラストもお洒落で可愛かったです！それぞれキャラクターの性格も表情や様子からよく見てとれて、絵を眺めながらどんな気持ちで何をしているのかなとワクワクさせてくれる楽しいイラストでした！
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