【おとぎ話と宝石】シリーズ（全8作品）

海の囁きが祝福する
エメラルドの輝きは愛と希望の証
波間に誓う、永遠の夢

このイラストは、「人魚」と「エメラルド」をテーマに、海の神秘と優雅さを表現した作品です。

ドレスには、波打つ海の流れを感じさせるフリルや、エメラルドのような深い緑の色彩を取り入れています。肩を優しく包むケープや、ゆるやかに広がるスカートのシルエットは、人魚が優雅に泳ぐ姿をイメージしています。

フレームの装飾には貝殻や珊瑚のモチーフを取り入れ、海の世界観を強調しました。

ガラスの靴に映る蒼の輝き、
願いを託した涙はアクアマリンに変わり、
真実の愛が、夜明けの鐘とともに導く。

この作品は、「シンデレラ」と「アクアマリン」をテーマにしたイラストです。シンデレラの持つ気品や夢を追う強さと、アクアマリンが象徴する「誠実な愛」「幸運」を組み合わせ、幻想的な世界観を表現しました。

この作品を通して、ただの「シンデレラの再現」ではなく、「アクアマリンの輝きとともに、彼女自身が運命を切り開いていく姿」を表現したいと考えました。魔法が解けても、彼女の願いは消えない―― そんなシンデレラの強さを、このイラストに込めています。

甘く誘う運命に、輝く紅の意志
ルビーの光は真実の証
愛は一時闇に染まらない

「白雪姫」と「ルビー」をテーマに、優雅な世界観を表現することを目的に制作しました。白雪姫といえば青×黄×赤が定番ですが、本作では「ルビー」をテーマにすることで、赤をメインにしたエレガントなデザインに仕​​上げています。 スカートの装飾にはリンゴをあしらい、物語の象徴的なアイテムをさりげなく取り入れました。
イラスト全体を古典的な額縁の中に取り入れることで、まるで絵本の一場面や肖像画のような雰囲気を演出しました。

傷ついた心にそっと触れ
薔薇色の光で世界を包む
この羽根は、あなたを愛するためにある

この作品は、「心を癒す存在としての天使」をテーマに制作しました。

静かに目を閉じた天使は、地上の誰かを見守り、そっと愛を届ける存在。彼女が胸元に身に着けているローズクォーツは、「無条件の愛」や「優しさ」、「心の癒し」を象徴する宝石です。宝石にに込められた意味を表現するため、表情は穏やかに、ドレスは淡いラベンダーで清らかさと柔らかさを表しました。

紫に微笑む影、
迷い子を導くは幻か、真実か。
アメジストは静かに、心の迷路を照らす

このイラストは、「不思議の国のアリス」の”チェシャ猫”をテーマに制作しました。
物語の中で迷いながらもどこか楽しげに、自由気ままに生きるチェシャ猫の姿を、可憐な少女の姿で表現しました。
ドレスのピンクと紫の色は、チェシャ猫の独特な存在感と、”アメジスト”が持つ「直感」「守護」「心の平穏」といった宝石の意味を重ねました。

闇に広がる月の灯が、
迷いし魂を導く時、
魔女の瞳に映る運命は輝く

この作品は、「魔女」と宝石スキャポライトキャッツアイに秘められた意味を重ね合わせ、幻想的な世界観を描きました。

「運命を視る者」として表現し、スキャポライトキャッツアイが象徴する「洞察力」や「未来を見通す力」を瞳に宿しました。背中の翼は美しくも傷ついており、かつて何かを失った表現にしました。手には灯火を持ち、迷える魂を導き、宝石が持つ「希望の光」と「導き」の意味を反映させました。