【キャラクター制作ガイド】髪色で性格が決まる!キャラクター作りの色彩心理学

こんにちは。幻想イラストレーターの小林 けいこです。

昨今では、個人での活動から企業まで様々なところで個性豊かなオリジナルキャラクターやマスコットキャラクター活躍しています。 特にビジネスの場面では、キャラクターが商品やサービスに対する関心を引き、重要な役目になっています。

この記事では、オリジナルキャラクターを作りたい方に向け「キャラクターの印象や性格」にあった色の選び方についてご紹介します。

キャラクターの性格は髪色で決まる

色は、見る人の感情や印象に直接働きかける力を持っています。
たとえば「赤」は情熱的でエネルギッシュ、「青」は冷静で知的、「黄色」は明るく陽気…というように、色にはそれぞれ特有のイメージがあります。

このような色が持つイメージの力(=色彩の心理効果)は、キャラクターデザインにおいてもとても重要です。
色は言葉よりも早く目に飛び込むため、性格や世界観を直感的に伝える強力な要素となります。

その中でも髪色は、キャラクターの印象を大きく左右するパーツのひとつ。
キャラクターを初めて見た人が「どんな性格なのか」を想像するうえで、髪色が与える影響はとても大きいのです。

髪色によって性格が直感的に伝わることが多く、髪色の選択は性格だけではなく、商品やサービスで活用する場合は企業イメージにも大きな影響を与えます。

元の髪色から別の色に変えた場合の事例画像
髪色を変えるとイメージが変わる

次の章では、色彩心理学の視点から色別にどのような印象を与えるか解説します。

色彩心理学から見る 色の印象・イメージ

赤色(レッド系)

赤は「情熱」「活力」「怒り」など、強いエネルギーを感じさせる色です。色彩心理学でも、赤は人の感情を刺激し、行動を促す効果があるとされています。そのため、髪色に赤を取り入れると、強くてエネルギッシュな印象のキャラクターとして視覚的に伝えることができます。

  • 情熱的でエネルギッシュ:感情をストレートに表現し、熱い思いや衝動で行動するタイプにぴったりです。
  • 勝ち気で負けず嫌い:自信に満ちた姿勢や、ライバルに負けまいと努力するキャラに向いています。
  • 行動的でリーダー気質:周囲を引っ張るタイプや、自分の信念を貫く主人公タイプのキャラに適しています。
  • 衝動的でドラマチック:勢いで突き進むキャラや、感情の起伏が激しいキャラにも赤髪はよく使われます。
  • 目立つ存在感:赤は視覚的にも強く印象に残る色なので、中心人物やインパクトのある役どころにおすすめです。

赤髪のキャラは、静かにしていても存在感があり、「何かやってくれそう」と感じさせる魅力があります。感情が高ぶると暴走するタイプとして描かれることも多く、ストーリーに勢いを与える役どころでよく見かけます。

赤髪のキャラクター例

アニメやゲームでは、赤髪のキャラクターは「情熱家」や「熱血タイプ」として描かれることが多く、物語に勢いとエネルギーを与える存在です。

たとえば、アニメ『ONE PIECE』のシャンクスは赤髪で、カリスマ性と大胆さを兼ね備えたキャラクターです。仲間思いで行動力があり、赤髪の“信念の強さ”や“熱い心”を体現しています。
また、『銀魂』の神楽も赤系の髪色で、勝気で行動派。無邪気で突拍子もない行動をとる一方で、家族や仲間への思いが深いという、感情豊かなキャラクター像にぴったりです。

赤い髪は、感情の起伏が大きく、衝動的でまっすぐなキャラクターに多く使われ、見る人に強い印象を残す髪色です。

橙色(オレンジ系)

オレンジの髪色は、赤と黄色の中間にある色で、温かみと活力をあわせ持った印象を与えます。明るく快活で親しみやすい性格を表現するのにぴったりのカラーです。以下のような性格イメージを持たせることができます。

  • 元気で明るいムードメーカー:誰とでもすぐ打ち解ける社交的なタイプや、場を明るくする存在に向いています。
  • 陽気で自由奔放:細かいことは気にせず、ポジティブに突き進む自由なキャラクターによく合います。
  • 情熱的で行動派:考えるよりもまず動くタイプ、感情に素直でエネルギッシュな印象を与えます。
  • 親しみやすさと少しのやんちゃさ:軽快で親しみやすい一方で、ちょっと生意気だったり、子どもっぽさも感じさせるバランスの良い個性です。

オレンジ髪のキャラクター例

オレンジ髪のキャラクターは、明るく元気で親しみやすい性格として描かれることが多く、見る人にポジティブな印象を与えます。

たとえば、アニメ『BLEACH』の黒崎一護はオレンジ色の髪を持ち、熱血で仲間思いな性格が印象的な主人公です。彼の髪色は、強い意志と行動力を象徴すると同時に、反骨精神や個性の強さも表現しています。

また、『ハイキュー!!』の日向翔陽も明るいオレンジ髪のキャラクターです。前向きでエネルギッシュな性格、どんな逆境にも立ち向かう姿勢は、オレンジという色の持つ「活発さ」や「希望」のイメージとよく重なります。

見習いの魔法使い

黄色(イエロー系)・金色(ゴールド)

黄色や金髪は、明るさ・華やかさ・高貴さなど、ポジティブな印象を多く持つ髪色です。黄色寄りなら元気で活発、金色寄りなら気品や非日常感を演出できるため、キャラクターの方向性によって幅広く活用できます。

  • 明るく快活な性格:黄色に近い金髪は、元気で活発、ムードメーカー的な印象を与えます。好奇心旺盛で前向きなキャラにぴったりです。
  • 天真爛漫で自由な性格:人懐っこくマイペース、愛されキャラに仕上げたい場合にも使いやすい髪色です。
  • 高貴・特別な存在感:金に近い輝きのある髪色は、王族や神秘的な存在など、選ばれた者・高位の人物を象徴するカラーとして使われます。
  • カリスマ性・自信家:堂々としていて周囲を引っ張るリーダー的存在にも合います。

黄色(金)髪のキャラクター例

アニメやゲームでは、金髪のキャラクターは目立ちやすく、個性の強い役柄に用いられることが多いです。

たとえば、アニメ『Fate/stay night』のギルガメッシュは黄金の髪を持ち、神々しいほどのカリスマ性と王としての威厳を体現するキャラクターです。
また、『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ(セーラームーン)は、明るい金髪で親しみやすくも特別な存在として描かれており、無邪気さと正義感を併せ持つ象徴的なヒロインです。
さらに、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック
も金髪で、短気だけれど努力家で仲間想いな少年として親しまれています。

緑色(グリーン系)

緑は自然や癒しを象徴する色で、髪色として使うと、穏やかさや神秘性を感じさせることができます。現実ではあまり見られない色だからこそ、キャラクターの個性を際立たせるのにぴったりです。

  • 穏やかで癒し系:緑は自然の色であり、優しく落ち着いた性格のキャラクターに向いています。面倒見がよく、誰に対してもフラットに接するような包容力のあるイメージを持たせることができます。
  • 理知的で冷静:感情に流されず、周囲を見渡して行動できるタイプにも合います。調和を重んじるキャラクターによく使われます。
  • ミステリアス・不思議な存在:エメラルドグリーンや深い緑は、森や魔法といった幻想的なイメージと結びつきやすく、どこか掴みどころのない雰囲気のキャラクターにも効果的です。
  • 自然とのつながりを感じさせる:動物や植物と関係のあるキャラや、精霊・妖精・森の民などの非人間キャラにもしっくりきます。

緑色髪のキャラクター例

アニメやゲームにおける緑髪のキャラクターは、穏やかで包容力がある、あるいはミステリアスで芯の強い人物として描かれることが多いです。

たとえば、アニメ『ONE PIECE』のロロノア・ゾロは、鋭い集中力とぶれない信念を持つ剣士で、緑髪が彼のストイックさや強さを視覚的に印象づけています。無口でぶっきらぼうながら仲間思いな性格も、落ち着いた緑色のイメージと調和しています。

緑髪キャラクターのイメージ画像
緑髪のキャラクターイメージ

青色(ブルー系)

青色の髪は、冷静・知的・神秘的といった印象を視覚的に伝えることができる色です。色彩心理学において青は「信頼」や「安定」、「理性」などを象徴する色であり、感情よりも論理を重んじるタイプのキャラクターにぴったりです。

青髪のキャラクターには、以下のような性格がよく見られます。

  • 冷静沈着で知的:状況判断に優れ、常に落ち着いて行動できる頭脳派タイプ。
  • 寡黙・クール:感情をあまり表に出さず、ミステリアスな雰囲気をまとうことが多いです。
  • 内向的・繊細:感受性が強く、自分の世界を大切にするような繊細な人物にも用いられます。
  • 正義感や誠実さを感じさせる:特に淡い青やネイビー系は、まじめで誠実な印象を強めます。

青は、現実世界でも制服やビジネスの場で好まれる色であり、信頼感や誠実さを視覚的に伝える効果も期待できます。

青色髪のキャラクター例

青髪のキャラクターは、クール系や知的キャラ、あるいは感情を抑えた静かな人物像として描かれることが多いです。

たとえば、アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』のレムは、淡い青髪と控えめな性格が調和し、健気でまじめなイメージを強調しています。青は誠実さと同時に「裏切らなさそうな安心感」も感じさせるため、仲間としての信頼感を演出する際にも効果的です。

紫色(パープル系)

紫色の髪は、神秘的・妖艶・個性的といった印象を強く与えます。これは紫がもともと「高貴さ」や「魔術的な雰囲気」を象徴する色であることに由来します。

紫は色彩心理の面でも、直感的・創造的・孤高といった性質を表し、日常から少し距離を置いた「特別な存在感」をキャラクターに与える色とされています。

また、紫は赤と青という相反する色の中間にあるため、感情の振れ幅が大きいキャラクターにもよく使われます。たとえば表では落ち着いているのに、内面は激しい情熱を秘めているといった「ギャップ」を演出するのにも効果的です。

  • ミステリアスな雰囲気を出したいとき:物語の中で何か秘密を握っているキャラや、謎多き人物に。
  • 浮世離れした存在感を与えたいとき:精霊・魔女・貴族・異世界の住人など、「日常とは違う世界の住人」としての特別感が演出できます。
  • クールさと情熱の両面を持たせたいとき:紫は冷静な青と情熱的な赤の中間色。二面性を持つキャラや、内面にドラマを秘めたキャラの色に向いています。
  • 作品全体を幻想的に演出したいとき:青や銀、黒などと組み合わせると、全体にミステリアスで幻想的な雰囲気を持つ世界観になります。

紫色髪のキャラクター例

アニメやゲームに登場する紫髪のキャラクターは、どこか神秘的で個性が際立つ存在として描かれることが多いです。その髪色が持つ独特の雰囲気は、キャラクターの内面や役割とも深く結びついています。

たとえば、『ラブライブ!』シリーズの東條希(とうじょう のぞみ)は、紫色のロングヘアが印象的なキャラクターです。占いやスピリチュアルな話題が得意で、おっとりとしながらも内に芯を持つ彼女の性格は、紫色の持つ「神秘性」や「包容力」とよく合っています。

また、『Fate/stay night』に登場するライダー(メドゥーサ)は、濃い紫色のストレートヘアを持つキャラクターで、冷静で寡黙ながらも高い戦闘力と深い感情を内に秘めています。彼女の佇まいは、紫という色が持つ「静けさ」「知性」「妖しさ」といった要素を象徴する存在ともいえるでしょう。

このように、紫髪は単なる色彩表現を超えて、キャラクターの持つ内面の深さや特別な存在感を演出する重要な要素として活用されているのです。

紫髪キャラクターのイメージ画像
紫髪のキャラクターイメージ

桃色(ピンク系)

ピンクは、可愛らしさや優しさ、純粋さを象徴する色として知られています。この色を髪色に取り入れることで、以下のような性格や印象をキャラクターに与えることができます。

  • 可憐で繊細な性格:ピンクの髪色は、内気で控えめ、繊細な感情を持つキャラクターに適しています。
  • 母性的で優しい性格:他人を思いやる優しさや、包容力を感じさせるキャラクターにぴったりです。
  • 純粋で幼い印象:無邪気で天真爛漫な性格を表現するのにも効果的です。

ピンク髪のキャラクター例

アニメやゲームの世界では、ピンクの髪色を持つキャラクターが多く登場し、それぞれが独自の魅力を放っています。例えば、『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃は、ピンクの髪色と明るい性格で多くのファンに愛されています。

茶色(ブラウン系)

茶色の髪色は、自然な色合いゆえに「親しみやすさ」や「安心感」を与える色とされています。アニメやゲームのキャラクターデザインにおいても、茶髪は登場頻度が高く、多くの人に好印象を与える色として使われています。

性格的なイメージとしては、素朴で親しみやすく、落ち着いた性格や、誠実でまじめな印象がよく挙げられます。また、明るめの茶色であれば元気で活発な印象に、暗めのブラウンであれば知的で大人びた性格を演出することができます。
茶髪のキャラクターには、以下のような性格がよく見られます。

  • 親しみやすく、素朴な性格: ナチュラルで落ち着いた雰囲気があり、周囲から好かれやすい存在として描かれることが多いです。
  • まじめで誠実: ルールや約束を大切にし、責任感のある言動が目立つタイプです。常識人ポジションに置かれることも多く、信頼感を与えます。
  • 温厚で思いやりがある: 優しく包容力があり、他人を気遣う性格として表現されることも。仲間思いで、グループ内の潤滑油的な存在になることがあります。
  • 現実的で堅実: 理想より現実を見据えた行動ができる、安定感のある人物として描かれることも多いです。地に足のついた思考や行動が特徴です。
  • 素直で等身大: 大きな欠点はないけれど、逆に強烈な個性もない“普通の子”として描かれることもありますが、そこが魅力でもあります。

茶色は派手すぎず、かといって地味すぎもしない絶妙なバランスの色です。そのため、「どんなタイプにも馴染みやすい」「共感を得やすいキャラクター」を表現したいときに非常に便利な髪色です。

茶色髪のキャラクター例

たとえば、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリックは、金に近い茶髪を持ち、情熱的で行動力のある性格ながら、弟思いで優しい一面も持ち合わせています。『カードキャプターさくら』の木之本さくらは、明るい茶髪が特徴的で、素直で前向き、誰からも愛される性格が印象的です。また、『ラブライブ!』の高坂穂乃果は、明るく元気な茶髪のキャラクターで、チームを引っ張るリーダー的存在でもあります。

このように、茶色の髪を持つキャラクターは、物語の中心に立つ主人公や、周囲を支える重要な役として描かれることが多く、視聴者が感情移入しやすい人物像をつくりやすいのが特徴です。

白色(ホワイト系)

白い髪は、アニメやゲームなどのキャラクターデザインにおいて非常に印象的な色であり、現実ではあまり見られない分、強いインパクトを与えます。そのため、キャラクターの特別性や神秘性を表現したいときに好まれて使われます。

白髪のキャラクターに多く見られる性格イメージには、以下のような傾向があります。

  • 神秘的・超然とした存在:人間離れした印象や、時間や世界を超越したようなキャラクターに多く使われます。天使、精霊、魔法使いなど、非現実的な存在の象徴としてよく登場します。
  • 冷静沈着・無感情に見えるが内面は深い:感情を表に出さず、何を考えているかわからない一方で、内面には強い意志や葛藤を秘めているキャラに使われることも多いです。
  • 年齢不詳・長命な存在:見た目は若くても実年齢は非常に高いというキャラに多く使われます。これは白髪が老いの象徴でもあるため、あえてそのギャップを活かす演出です。
  • 清廉・純粋無垢:特に真っ白に近い髪色の場合、「汚れのなさ」や「天使のような存在感」を強調するために使われることもあります。

白色髪のキャラクター例

『BLEACH』の日番谷冬獅郎は、白い髪と氷雪系の能力を持つことで冷静で大人びた性格が際立ち、実年齢よりも成熟した印象を与えます。
また、『銀魂』の坂田銀時は、一見だらしないが剣の腕前と精神的な強さを併せ持つ人物で、白髪が彼の“過去を背負った男”という深みを引き立てています。

さらに、『Re:ゼロから始める異世界生活』のエミリアは銀白の髪と透き通るような容姿を持ち、神秘的かつ儚い雰囲気を表現しています。彼女の内面にある優しさや強さとのギャップも、白髪があるからこそ際立ちます。

白髪キャラクターのイメージ画像
白髪のキャラクターイメージ

灰色(グレー系)・銀色(シルバー)

灰色(銀色)の髪色は、白髪と似た神秘性を持ちながらも、より中性的・理知的な印象を与える特徴があります。金髪のような華やかさとも異なり、落ち着いた上品さや洗練された雰囲気が漂う色として、多くのキャラクターに使われています。

灰色(銀色)髪のキャラクターに多く見られる性格の傾向は以下の通りです。

  • 知的・理性的:物事を冷静に分析し、感情に流されにくい人物像を表現できます。指導者や参謀タイプに多く見られます。
  • 中立的・バランス感覚に優れる:正義と悪のどちらにも寄らず、物事を俯瞰で見られるキャラクターによく使われます。「どちらの立場にも理解がある」ような大人びた印象を持たせるのに適しています。
  • ミステリアス・孤高:感情をあまり表に出さず、過去に何かを抱えているようなキャラクターに使われやすいです。謎めいた雰囲気をまといたいときにも有効です。
  • 冷たそうに見えて優しい:見た目はクールでも、本当は仲間思いだったりするギャップ演出にもよく使われる髪色です。

灰色(銀色)髪のキャラクター例

たとえば、『HUNTER×HUNTER』のキルア=ゾルディックは銀色の髪とクールな表情が特徴的で、冷静な判断力と残酷さを併せ持つ暗殺一家の一員としての背景を象徴しています。物語が進むにつれて見せる感情の変化や友情も、その髪色とのギャップで際立っています。

また、『BLEACH』に登場する市丸ギンは、銀髪と細めの目元が印象的なキャラクターです。一見すると柔和な態度ながら、裏で何を考えているのかわからない不気味さが漂い、銀髪がその不気味さと静かな知性を象徴しています。

灰色髪キャラクターのイメージ画像
灰色髪のキャラクターイメージ

黒色(ブラック系)

黒髪は、自然な髪色の代表格であり、落ち着きや知性、ミステリアスな雰囲気を感じさせる色です。現実世界でも最も見慣れた髪色であるため、キャラクターに「身近さ」や「信頼感」を持たせたいときにもよく使われます。

黒髪のキャラクターは、次のような性格イメージを持たせることができます。

  • 真面目で誠実:まっすぐで努力家な性格、あるいは責任感が強い人物として描かれることが多いです。
  • 知的で冷静:落ち着きがあり、感情よりも理性で判断するタイプにぴったりの色です。
  • ミステリアスで孤高:物静かで他人と距離を置くようなキャラクターにも、黒髪は効果的です。
  • 伝統的・格式ある印象:歴史ある家柄や、厳かな雰囲気のキャラクターにもよく合います。

こうした性格は、ファンタジーや現代もの問わず、さまざまなジャンルで活かされます。たとえば、黒髪のキャラクターは「お嬢様」や「執事」、「剣術に長けた無口な戦士」などの設定とも相性が良く、クラシックで重厚な雰囲気を演出したい場合にもおすすめです。

黒髪のキャラクター例

アニメやゲームでは、黒髪キャラクターは「しっかり者」「常識人」ポジションで登場することが多いです。
たとえば、アニメ『名探偵コナン』の毛利蘭は黒髪で、正義感が強くしっかり者の代表的な存在です。
また、『BLEACH』の朽木ルキアのように、冷静かつ凛とした雰囲気を持つキャラクターにもよく用いられています。

黒髪のキャラクター
漆黒の花嫁

まとめ


いかがだったでしょうか?
キャラクターを活用により、ユーザーにどんなイメージを持ってもらいたいか事前にしっかりと検討し、その性格やイメージに合う色やデザインを選ぶことで、視覚的な印象を効果的に強めることができます。

「イメージはあるけど、どうしたらいいか分からない」「配色に悩んでいて、具体的な提案が欲しい」など、どんな悩みでもまずはお気軽にご相談ください。

あなたのイメージを形にするお手伝いを、一緒にさせていただきます。

お気軽に相談・ご依頼ください。

おとぎ話や童話の世界を描く、物語のあるイラストを制作しています。お気軽にご相談ください。2営業日以内にお返事させていただきます。
※個人(個人事業主除く)のご依頼は受け付けておりません。